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マドリードの美術館 必見リスト
マドリードの美術館 必見リスト
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世界に誇る名画の宝庫
【プラド美術館】

2万点を越す作品を所蔵するプラド美術館。
歴代王家のコレクションが展示され、世界から注目される三大美術館の一つです。

展示点数が多いため、すべてを見るには1日ではとても足りません。限られた滞在時間であれば、ベラスケス、ゴヤ、エル・グレコといった巨匠たちの絵画は見逃さないように、目当ての作品をあらかじめ決めておくのがよいでしょう。

入館したら、まずは館内マップを見て絵と場所のチェックを。
代表作15~20点ほどを目指して急ぎぎみでまわれば1時間でも鑑賞は可能です。できるだけ多くの絵画を奥行きまで味わうには、2~3時間ほど鑑賞時間を計算しておくのが理想的。

日本語の音声ガイドもあるので、詳細を聴きながら没頭するのもおすすめです。

帰りには関連グッズやおしゃれなデザインの小物が売られているミュージアムショップにもぜひ立ち寄ってみてください。

プラダ美術館で【見逃せない名作】

ベラスケス「ラス・メニーナス」
ゴヤ「着衣のマハ」「裸のマハ」「日傘」
エル・グレコ「ある騎士の肖像」
ルーベンス「三美神」
ヒエロニムス・ボス「快楽の園」
ムリーリョ「無原罪の御宿り」

プラド美術館
MUSEO DEL PRADO



住所
paseodel Prado

リンク
公式サイト

最寄駅
Banco De Espana / Atocha

入館料
一般 15€
割引 7.50€
オーディオガイド +5€
※月-土18時〜20時と日祝17時〜19時は無料

営業時間
月-土 10時~20時
日祝 10時~19時
1/6、12/24、12/31は10時〜14時

休館日
1/1、5/1、12/25

ピカソの名作が、ここに
【レイナ・ソフィア王妃芸術センター】

古典絵画を展示しているプラド美術館に対して、国立ソフィア王妃芸術センターは20世紀の現代アートを所蔵するモダンな美術館です。かつては病院だった建物が改築され、1992年にオープンしました。

最も有名な代表作は、1937年にピカソが描いた「ゲルニカ」。この1点だけでも一見の価値は大いにあります。

その他にも、ピカソの青の時代初期作品や、 ダリ、ミロ、グリスなどの名作も。

プラド美術館やティッセン美術館へも徒歩で行けるので、美術館のはしごもおすすめです。

絵画鑑賞後には、併設されているカフェレストランで一休みを。
くつろげる場所は2ヶ所、クラブバーとしても人気があるモダンな空間「ヌベル(NuBel)」と、テラススペースもある人気カフェ「アルサバル(Arzábal)」があります。

レイナ・ソフィア王妃芸術センターで【見逃せない名作】

パブロ・ピカソ「ゲルニカ」「青衣の女」「フルーツボウル」
サルバトール・ダリ「透明人間」「窓辺の少女」「後ろ向きに座る女」「ヒトラーの謎」
ジョアン・ミロ「パイプをくわえた男」「カタツムリ、女、花、星」
フアン・グリス「海を前にしたギター」「ジョゼット・グリスの肖像」

レイナ・ソフィア王妃芸術センター
Museo Nacional Centro de Arte Reina Sofía


住所
Santa Isabel, 52

リンク
公式サイト

最寄駅
Atocha /
Estación De Atocha

入館料
一般 12€
セット券(常設展、特別展、音声ガイド) 16.50€
※月-土の19時~21時と日曜の12時30分~14時30分は入館無料

入館無料日
4/18、5/18、10/12、12/6

営業時間
月・水・木・金・土 10時~21時
日曜 10時~14時30分
※火曜定休

休館日:1/1、1/6、5/1、5/15、11/9、12/24、12/25、12/31

前衛的なアートに注目
【ティッセン = ボルネミッサ美術館】

観光の際に立ち寄る美術館を1つに絞ろうとすると、プラド美術館かソフィア王妃芸術センターの2択で悩んでいる人がほとんどなのではないでしょうか。しかし、実はティッセン=ボルネミッサ美術館もかなりおもしろい場所です。ぜひ選択肢に加えてみてください。

この美術館には、ドイツ人実業家として財を成したティッセン家が2代にわたって収集した個人コレクションが展示されています。イタリア・ドイツ・オランダの絵画、ポップアート・抽象絵画など、13世紀から20世紀にかけての名作を所蔵。個人コレクションの数としてはエリザベス女王に次ぐ世界第2位を誇るそうです。

常設展のほか企画展も注目度が高い作品が多く、プラド美術館ほど規模が大きくはないので限られた時間でも十分楽しめます。

カフェやショップも人気

展示物のみならず、施設そのものもおしゃれで見応えがあります。館内の表示やカフェレストランのちょっとしたデザインに粋な個性が伺え、建築やデザインに興味がある人なら感性がくすぐられるはず。ミュージアムショップではスタイリッシュな雑貨が見つかります。

新しいアイデアを探している人や気分をリフレッシュした人は、ぜひティッセン=ボルネミッサ美術館に出かけてみてください。

ティッセン = ボルネミッサ美術館
Museo de Arte Thyssen-Bornemisza


住所
Paseo. del Prado, 8

リンク
公式サイト

最寄駅
Banco de España / Sevilla / Atocha

入館料
一般 13€
割引料金 9€
毎週月曜および土曜19時〜23時は入館無料

営業時間
月 12時~16時
火-日 10時~19時
土 10時〜23時

休館日:1/1、5/1、12/25

歩いて巡りたい【美術館通り】

アトーチャ駅またはアルテ駅からバンコ・デ・エスパーニャ駅にかけて、プラド通り沿いには美術館が密集しています。上記でご紹介したプラド美術館、ソフィア王妃芸術センター、ティッセン=ボルネミッサ美術館の3つがあるのも、美術館通り(Paseo del Arte / パ セオ・デル・アルテ)と呼ばれるこのエリア内です。

ほかにもカイシャフォーラムや国立植物園などもあり、一人でも家族で楽しめる施設が充実しています。

美術館通りにある人気の施設

・プラド美術館
・ソフィア王妃芸術センター
・ティッセン=ボルネミッサ美術館
・カイシャ・フォーラム
・国立植物園
・人類学博物館
・装飾美術館
・海軍博物館

スペインの世界遺産「光のある風景」

美術館通りをはじめ、アルカラ門やネプチューンの噴水などマドリードを象徴するスポットがあるこのエリア、「光のある風景」という名でユネスコの世界遺産に登録されています。アート鑑賞前後には、近隣にあるレティーロ公園やシベレス広場にもぜひ足を運んでみてください。
美しい風景が広がる散歩道をゆっくり歩いみるのも、贅沢な休日の過ごし方なのではないでしょうか

お得な【美術館パス】

各美術館の窓口でお得な美術館パスを購入することができます。

3大美術館を割引価格で見学

Abono Paseo del Arte

マドリードの3大美術館(プラド美術館 / ソフィア王妃芸術センター / ティッセン = ボルネミッサ美術館)の常設展を1年間内回数無制限で見学可能

料金:32 €(購入日から1年間有効)

8つの美術館/博物館を見学

Ocho museos de Madrid

マドリードにあるすべての国立美術館( 8館)を15日間内回数無制限で見学可能

ロマンチシズム美術館 / セラルボ博物館 / ソロージャ博物館 / 考古学博物館 / 人類学博物館 / 装飾美術館 / 民俗学遺産研究センター / アメリカ博物館

料金:16 €

4つの美術館/博物館を見学

Cuatro museos de Madrid

マドリードにある国立美術館のうち4館を10日間内回数無制限で見学可能

ロマンチシズム美術館 / セラルボ博物館 / ソロージャ博物館 / 考古学博物館 / 人類学博物館 / 装飾美術館 / 民俗学遺産研究センター / アメリカ博物館

料金:8 €

5つのハウス美術館を見学

Cinco Museos Otoro Madrid

邸宅を美術館としている以下の施設5館を10日間内で自由に見学可能

ソロージャ美術館 / セラルボ美術館 / ラサロ・ガルディア美術館 / ロマンチシズム美術館 / 装飾芸術博物館

料金:12 €(購入日から1年間有効)

マドリードの美術館・博物館 一覧

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