スペインの法律は常に変化する!?
TIE/NIE更新の際などに注意を!
日本からスペインに来る方々の中には、「法律ってそんなに頻繁に変わるものなの?」と驚かれる方が少なくありません。実際、スペインでは法律や規制が年に数回改訂されることがあります。特に公的機関への申込み手続き、労働法、ビザ関連の手続きなどに関しては、大きく変わる可能性も。日本と比べると、法律や制度の更新頻度が高いのがスペインの特徴です。
「去年はこの手続きでうまくいった」と思っていても、今年は全く異なる書類が必要になる、というケースも珍しくありません。また、地方自治体ごとに異なる規制が適用される場合があり、これがさらなる混乱を招きます。
古い情報をもとに行動すると手続きが遅れるだけでなく、場合によっては罰金やトラブルを招くことがあるので注意が必要です。
スペインの行政手続きに関する重要なポイント

住民登録、TIE/NIE申請、社会保証などに関する法律改訂
例えば、住民登録(Empadronamiento)、TIE(Tarjeta de identidad de extranjero)/NIE(Número de. Identidad de Extranjero)、社会保障番号(Número de la Seguridad Social)の申請をする際には、各自治体によって求められる必要書類と手続きが異なります。さらには、税金関連、健康保険、運転免許証の交換なども、地域ごとに申請方法や進行速度が異なり、同じ手続きでも予期せぬ変更に対応しなければならないことも。
地域ごとに異なる手続きと予約システム
行政機関での手続きには予約システムが導入されている場合が多く、地域ごとに予約方法が異なります。州や市によって祝日も違うため手続きができる日程が違っていたり、また、予約から申請までにかかる時間のかかり方もさまざま。予約が取りにくく数ヶ月待ちとなるケースもあるので、手続きを急ぎたい時にはあらかじめ時間に余裕を持って準備を進めておくことが重要です。
最新情報が重要な理由
たとえ数ヶ月前の情報であっても、それが現時点では通用しないという可能性がスペインではあり得ます。とはいえ、最新の法律や規制を自分自身で常に把握しておくことは簡単ではありませんよね。せめて、スペインにおける“法律の変化の速さ”を理解しておくこと、そして、手続きの前には正確な情報を得られるようにしましょう。
正確な情報を得るために
スペインでの暮らしや、留学、ビジネスなどに関連して申請手続きを行う際には、次のようなポイントを心がけてください。
1. 最新の情報をチェックする
政府の公式サイトや最新のニュースを確認しましょう。特に移住者向けの情報は頻繁に更新されます。
2. 「去年はこうだった」という思考に捉われない
過去の経験が必ずしも現在通用するとは限りません。その時々の状況に柔軟に対応する心構えが必要です。
2. 信頼できる現地の専門家に相談する
現地の法律に詳しい専門家に相談するのも1つの方法です。
日本人サポートに特化した「おまかせマドリード」では、スペインの法律や規制に精通した弁護士が迅速に対応しています。
「おまかせマドリード」でのサポートの流れ

日本語でのサポートを受けられるから安心
「おまかせマドリード」では、各地域ごとの最新の手続き情報を確認し、目的に合ったサポートを提供しています。
1. 地域ごとの手続き内容と必要書類の確認
在住地域や自治州に合わせた最新情報をリサーチし、どの書類が必要かを確認します。
2. 予約状況の調査
行政機関での予約待機時間や手続きが行える日時を調べ、最適な日程を提案します。
3. 手続き代行の実施
各地域の法律や申請手順に則って手続きの同行を行い、必要書類の提出や予約手配を進めます。
※代行手続きについては、各機関に確認後、場合によっては対応ができないことがあります。
4. 進捗確認とサポート
手続きがスムーズに進むよう、進捗状況の確認やサポートを行います。
※サポートは有料となります。料金表はこちら。詳しい手続きや見積については、お問い合わせください。
※地域によって予約や手続きにかかる時間が異なります。その時々の状況によるため、具体的な完了目処を予測しかねることをご了承ください。
行政手続きに困ったら、相談を
スペインに長く住んでいたとしても、行政手続きの複雑さに戸惑うことはよくあります。ましてスペインに移住してまもなくの間は、一人ですべてこなそうとするとストレスや不安に感じることがあるでしょう。
言葉の壁以外にも、法律の変化の速さや地域ごとの違いが複雑さに拍車をかけ、各機関で働く担当者の対応の違いにも日本とのカルチャーギャップを痛感するのではないでしょうか。
手続きに関して困ったことがあれば、お気軽に「おまかせマドリード」へご相談ください。